2018年06月12日

災害時のスマホ用充電器を作る! その7

手作り防災グッズ
災害時のスマホ用充電器を作る! その7

今回は実際に ipad air2 に充電してみました。

充電はipadのバッテリー残量が30%から100%までの充電を5回と、
約50%の充電が1回出来ました。

充電時の電圧グラフ

1回目

1回目充電.png

2回目

2回目充電.png

3回目

3回目充電.png

4回目

4回目充電.png

5回目

5回目充電.png

6回目は未測定です。

0%から100%までの充電4回分の充電容量で、予想よりは多く充電出来たと思います。
充電時の電圧グラフからも分かるように、常に2.4Aで充電していないので、
乾電池の電力をより多く取り出せたと思います。

やはり乾電池の電力を生かすには、電流はもう少し抑えた方が良いかなとも思いますが、
目標は十分に達成していると思いますので、万が一の備えとしてはとても良いと思います。




posted by 株式会社リンクスタット at 16:06| Comment(0) | 手作り防災グッズ

2018年05月13日

災害時のスマホ用充電器を作る! その6

手作り防災グッズ
災害時のスマホ用充電器を作る! その6

前回、乾電池からの電流は800mAぐらいにしたいと書きました。
充電電力を 5V×2.4A=12W とすると、
供給電圧は 12W÷0.8A=15V ぐらい必要です。

乾電池は放電により1.5Vから1V位まで変動するので、乾電池を直列に12個接続して18Vから12Vまで(平均15V)で利用する事としました。

18Vから12Vまでの電圧を効率よく利用するには、12V〜24Vまで対応のシガーチャージャーを利用するのが安価で効率的です。
12V専用のシガーチャージャーの場合、18Vを入力すると壊れるかもしれないので、12/24V対応の商品を利用して下さい。

シガーチャージャーで充電中の電流を調べた所、
供給電圧12Vの時の消費電流は1.13A
供給電圧15Vの時の消費電流は0.88A
供給電圧18Vの時の消費電流は0.75A
でした。
消費電力は約13.2Wとなって、効率は80%ぐらいでした

18051301.jpg

最初の計算より電流は少し多くなりましたが、電池の数が多いのも使いにくいですし、スマホの電池残量により充電電流は下がっていくので、このまま電池の本数は変更しない事にしました。

次回は実際にどのぐらい充電できるかテストしてみます。



posted by 株式会社リンクスタット at 18:25| Comment(0) | 手作り防災グッズ

2018年05月03日

災害時のスマホ用充電器を作る! その5

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災害時のスマホ用充電器を作る! その5

今回は電気的な説明をしたいと思います。興味のない方は飛ばして下さい。

まず電池の数が多いのですが、これは電池から流す電流によって容量が変わってしまうからです。

パナソニックの単一アルカリ乾電池エボルタの放電特性図より、
100mAの放電電流で150時間(15000mAh)
500mAの放電電流で20時間(10000mAh)
1000mAの放電電流で6時間(6000mAh)
2000mAの放電電流で2時間(4000mAh)
単一乾電池の放電特性図はこちら

となっており、なるべく電流を少なくする事で多くの電気が取り出せます。
とは言ってもスマホやタブレットの充電には、5V2.4Aの充電電流が欲しいところです。
充電電流との兼ね合いも考えて、今回は乾電池から800mA程度の電流を流す事にしました。
800mAの放電で約9時間の連続放電が可能で、7200mAh程度の容量になると考えられます。

電圧×電流=電力 となるので、
電池側の電流を下げるには電圧を上げるしかありません。
結果として電圧を上げる為、電池の本数が多くなった訳です。(電池の直列接続)

その6に続きます。

posted by 株式会社リンクスタット at 12:09| Comment(0) | 手作り防災グッズ